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スズメバチに刺され「アナフィラキシー」

キイロスズメバチ
 スズメバチは、巣を守る防衛本能や警戒心が強く、個体数の多いのも特徴です。
 翌年の女王蜂を育てる晩秋には、危険度が増し巣に近づくとたちまち何十匹ものハチに攻撃を受けることになります。
 梅雨の時期にあまり雨が降らなかったり、夏の時期猛暑が続くと大きな巣をつくったり、異常発生します。
 巣の小さい初期のスズメバチは、石を投げたり、棒で突いたりしない限り人が近づいても何の反応もしません。9月中旬ごろになるとオオクロスズメバチやキイロスズメバチがクモやアシナガバチの巣を探して軒下を飛び回るようになり、やがて、大量の餌が必要ようになると大型のスズメバチが小型のキイロスズメバチの巣を攻撃して子どもを餌にするようになるころには人が巣に近づいただけで反応するようになります。
 さらに、秋から晩秋かけて女王蜂を育てるようになると、巣に人やペットが近づくだけで攻撃されるようになります。このころの野山でも激しい動きや振動、刺激の強い香水の匂いなどにも反応するので注意しなくてはなりません。その他、ハイキングやジョギング、サイクリングなど激しい動きや振動でもハチが驚いて攻撃することがあります。
 里山での草刈りや川掃除、ホタル幼虫の放流などをする時は、周囲にスズメバチが飛んでいないか確かめハチに刺されないように注意しながら活動をしましょう。活動をする前にスズメバチの確認をすることも大切です。
 スズメバチに刺された人の体質にもよりますが、再度刺されると「アナフィラキシー」ショックを起こし死にいたることもあります



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